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今朝は、ホノルルのローカルラジオ局 KZOO(ケーズー)にお邪魔しました。
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こちらで12年アナウンサーをしている、上原美砂さんです。
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生放送中、スタジオ内で見学をさせて頂き、音楽の間、お話しをさせて頂きました。
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今日も、また、良い方にお会いできましたよー。
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広島出身の彼女が何故ハワイでアナウンサー?
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彼女の番組は、毎週月曜日から水曜日の朝9時から11時半の間の、“モーニング・ブリーズ・ショー”
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今日は、リスナーさんからのたくさんの電話に応答して答えていくという、台本無しの、本当の生!
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時々、困ることもあるらしいですよ(笑)
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しかも、機械操作もお一人で・・・。私、以前やってた時には、みなスタッフ任せだったから、一人では何も出来ないけど、
美砂さん、すっごい!
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?ハワイでアナウンサーを始められたきっかけは、
勿論、ご結婚と言うことがあったそうですが、
それ以前にご自分でも驚くような事ごとがあって、導かれてやってきた感じなんですって。
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アナウンス学校は出たものの、コネがある人が先によい仕事を得ていくのを見て、半ばあきらめて、保母さんをしていたんだそうです。
でも保母だけでは終わりたくないと思っていた時に、新しく出来たホテルでの結婚式の司会をすることに声がかかりはじめることに。
でも土日だけの仕事なので、保母経験を生かして、平日はYMCA幼児園でパートをはじめ・・・
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保母をしながら英語も勉強できたらいいな・・・。でも最初は事務の仕事。
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そんな時、やっと空いたアシスタントの仕事。「やった~」
・・・そのクラスの主任教師が、後にご主人になられた日系3世のハワイの方。
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彼は彼で、ご両親がやっている豆腐屋を継ぐ意思を高校時代から持っていたので、メインランドの大学を出てから、30歳で家に戻るまでの間のつなぎとして、英語教師を台湾でやっていて、のちには、日本や、ヨーロッパにも行きたいと思っていたらしいんです。
因みに、そのお豆腐やさんとは、ハワイで有名な“アロハ豆腐”です。
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そんな中、台湾滞在中にお母様方のおじい様が亡くなりハワイに戻った時に、いとこに紹介されたのが広島のYMCAだったとか。
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お二人が出会って交際期間に、彼女がラジオをやってみたいということを伝えると、「ハワイにKZOOという局があって、面白い人がいるよ」と紹介してくれたと言う。
ご結婚後、2年間は日本で、ご主人の英語学校での働きをし、その後ハワイに行くことに。
ハワイに着いたら、KZOOからは、「明日から宜しくお願いします」と言われてビビッたんですって。
今、振り返ると、自分の周りの環境がいろいろなことを通して準備されていたと思えるそうです。
ハワイでは、特に、ある教会の牧師ご夫妻が良い方々で魅力があって、その出会いによって自分が変えられたそうです。
ラジオのアナウンサーをしていると言うだけで、ちやほやされて、天狗になり、高飛車になってゆく自分・・・
ダイニングには、いつも、静まって祈る為の決まった席があるそうですが、
そこで、間違った考えを取り除き、自分をあるべき姿に取り戻すのだそうです。
そして、毎週金曜日はボランティアの日と自分で決めて、おばあちゃん達にピアノを弾いたり、出来立てのお豆腐を差し入れたり、自分の出来ることで、人々に仕えていこうとしているそうです。
家族のことが第一。
でも、仕事のことも、話し方を通して、電話応対を通して、人々の心に触れられるようにと祈るそうです。
?温かい話し方で、ご高齢の方への応対も素晴らしく、さすが、整えられたアナウンサーですね。
言葉は人格。その人が現されます。
今日はスタッフの方々とそのご家族の為のクリスマスランチでした。私もご馳走いただいてしまいました・・・