安らぎを与えるアーティスト

今回ハワイに来て得た大きな収穫の一つは、このお方にお会いできたことです。最大級の祝福ですね。

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ハワイで有名な建築家として、多くの仕事を手がけてこられた方ですが、そのお人柄が本当に素敵なので、たくさんの人がこの方の周りに集まられます。私もその一人。

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ひだひとしさん。

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この絵は、高校生の時に、お家の離れにあったお手洗いのドアを描いたそうですが(それ自体ユニーク!)、しかもそのドア、シロアリに食われてやたら板を張り合わせて色を塗ってあったそうで、それがきれいだと思ったとか・・。

あのHall Mark(ホールマーク)から最優秀賞を授与されたそうです。

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すでにそこから今の道が開けてきたのですね。

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でも、その当時はそこで得たロチェスター大学へのスカラシップを蹴って、建築家になる方向へと進んでいったそうです。

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「ずっとやりたかったことが最近出来るようになった」とおっしゃいます。

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元々絵が好きで、子供の頃は5寸釘をいつもポケットに忍ばせては、地面に機関車を描いて、近所の人からは「またやってるね~」って言われて楽しかった。

高校時代は賞を得るほどの実力をつけて・・・でも画家では食べてゆけないという思いがあり建築を学び・・・でもやっぱり絵を描きたい!

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ひださんは建築デザインが専門で、施工図面よりもコンセプトのデザイン図面を書くことが多いそうです。

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でも数年前から心の中に葛藤があり、精密さを求められる建築図面、まっすぐの線、・・・そこから抜け出たい、と。

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そして始めたのが太い線で描けるパステル画。

しかも、高校時代に美術の先生が紹介してくれたアンドリュー・ワイエスという画家の絵に影響されて、「写実的なテクニックの裏に隠された人間の心の深さ」を描きたいと、もうズーッと長い間強く思わされていたそうです。

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ワイエスの絵をたくさん見せて説明してくださいました。

「こういう描写が素晴らしいんだよね。絵を見る人や見る時によって色んなことを考えさせてくれるような絵。自分も隠されている心を写実的に表現できるようになりたいんだ。」

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???? ・・もう既にそのような、いえ、それ以上の作品になっていますけどね。

彼のその謙遜さがまた素敵です。

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ハワイ生まれのお父様に連れられて10代後半にハワイに渡り、人生の転機を通過しながら建築家として活躍してこられたひだひとしさん。彼からは、あたたかな心の安らぎを感じ取ることが出来、それが作品にも繁栄されていて、ホッとできる癒しの時間を得られることでしょう。

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2年前から始まったひだひとしさんの展示会。今年は61日から27日までダウンタウンのLouis Pohl ギャラリーで開かれます。

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テーマは、「Seeing Peace in All Things―日常の安らぎ」

5日はファーストフライデーで、セレブレーションが行なわれます。

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毎月第一金曜日に開かれるファーストフライデー・ギャラリーウォークは、益々活気を得て多くの人々でにぎわいます。

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是非、ひだひとしさんの絵に安らぎを感じてくださいね。必ずピースが得られます!

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