私は、2006年からハワイに住み始め、ハワイがホスピスに力を入れている州であることを知りました。気候もよく、人々も暖かいので、世界中の方々の転地療養や終の住処として選ばれる場所です。
そこで実際に、ホスピスカウンセラーのセミナーを受講し、特に癌の方々のお宅へお話を伺いに出向くことがしばしばでした。その経験は、私の人生を覆すほどのものであり、患者さんもカウンセラーも、「死」ということを目前にした緊張感の中で、ありのままを受け入れ、昔話を聞き、ある時は一緒に泣くだけの時間を過ごすということをしました。
私の両親は二人共がんで天に召されましたので、また、その直後に行ったハワイでの学びでしたので、大きな衝撃でした。
ずっと英語で生きてきた日系人の方々が、終末期に、急に日本語だけに戻るということをみながら、色々なことを思い考えました。
人は、自分がやってきた場所(ルーツ)とこれから行く場所が本当の意味でのHomeなんだなぁ。
最初と最後の思いはとても大切だと思いました。
言葉では書くことのできないほどの学びを、患者さんから教わりました。
この度、私のカウンセリングのスーパーバイザーをしてくださっている先生からのご紹介で、福岡ホスピスの会をお尋ねいたしました。
代表と副代表がお出迎えしてくださいました。
お洒落な演出でお茶をご馳走くださり、また、駅までの送迎や会話の全てに至るまで、そのおもてなしの仕方は、とても優しいものでした。
ホスピス❤️
この言葉は本来、「温かいもてなし」「憩いの場所」を意味します。
私は、福岡ホスピスの会の会員として認定もしていただくことができました。
これからご一緒させていただけますことは大変感謝です。

副代表:案浦さん、山口さん。Joy。代表:柴田さん。