さまざまな理由で親と一緒にいられない状況にある子どもたちや、悲しみ、トラウマなどを抱えている子供たちなどをサポートをしているNPO キッズ・ハート・トゥ( Kids Hurt Too ) という団体がハワイにあります。
10年前から、あるご夫妻が、コミュニティに必要なことを考えた時に始められた、働きです。
今日は、そのワークショップがありました。
傷ついた心を持つ子供達にどのように接するかを学ぶもので、日本へもいずれ、学んだ人達をを派遣する方針です。
グリーフやトラウマについて焦点を合わせて、ケアをしてゆくものです。
まず、参加者がしたことは、これ↓
ハートの形の色画用紙に、自分にとって大切なもの、人、思いを書きます。
それを皆に発表してから、手でバラバラに千切ります。
さて、次は、別の台紙に、元のハートを再現しようとするのですが、なかなか元に戻りません。
つまり、ブロークン・ハート (一旦失ったものや傷ついた心) を回復させるには時間がかかりますし、
欠けがいつまでも残ってしまったり、修復が難しく元に戻らなくなったります。
そして、その悲しみや喪失感を修復する作業を、グループ(コミュニティ)の中で行ってゆくという学びです。
なるほど、と思いながら、4時間のワークショップを終えました。
更に多くの人達が、この働きを知って、皆でサポート出来ればと思いますし、
傷ついた子供達が、このような良いケアを受けられることを願います。