クリスマスの思い出

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大家族で育った私は、おもちゃなどを買ってもらえるわけもなく、誕生日とクリスマスだけが、夢のかなう時でした。

本当に小さい時のことは覚えていませんが、小学生になってからは、はっきりとクリスマスのお祝いの仕方を覚えています。

クリスマス・イブは、母がたくさんの素敵でおしゃれな(その当時はそう思った)料理を作って、
家族が集まり、お祈りして一年の感謝をしました。
キャンドルの赤い光を見つめながら、こども賛美歌を1~2曲歌うことありました。

この日だけは、銀の皿もどきに料理が並び、十八番はグラタンでしたが、ポークのトマト煮とか、ケーキとか、全部手作りで。

その後は、みんなでトランプしたり、ゲームをしたり、そして、ベッドタイム。この日は早く寝ないとサンタさん来ないからね。

弟と私は、わくわくして眠れず、枕元に書いたプレゼントが本当に来るんだろうか、ちょっと不安で・・
ウソをつく子のところにはサンタさん来ないよ、と言われているし・・でも12月に入ってからは「ごめんなさい」ちゃんとしてるし。

でも必ず来てくれるのでした。朝になるとちゃんとプレゼントが! そして「神様ありがと~」

伯母のヤッちゃんがこの写真送ってくれました。「誰?この男の子」・・・私なんだそうです(笑)

やんちゃで暴れん坊で男の子みたいだったので、母はいつも私の髪を短く切って洗いやすくしてました。はは・・
(ま、これは、かなり小さい時ですけれどね)

こんな垢抜けない田舎の子でしたが、たくさんのことをこの場所から教えてもらったんです。

クリスマスを温かく迎えるコツも、ね!

今宵は、甥と姪のところにも、サンタさんやって来るのかな~?