怒らず、静まって、将来を見る

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今与えられている仕事のひとつに、社員教育というのがあります。

日本で言ったら、とんでもない。私なんか出来ません。そんなことが出来る立場ではありません。
でも、こちらハワイでは、少しやらせてもらっています。

日本人は小さな時から、しつけやマナーの教育、また、厳しいと思えるほど、集団の中で訓練を受けてきています。
それが、よくない面にも表されていると思いますが、よい面としては、チームワーク、ということのような気がします。

アメリカでは、個人主義のため、時として、なぜ？という行動を見ますが、それがいいとか悪いとかではなく、
文化・習慣の違いとして受け止める時に、納得できるのです。

あ～、昨日は、あるミステイクの為、朝から、日本人のクライアント様に頭の下げ通し・・・。

彼らが何をしたとしても、責任者である私のとるべき態度です。

このショックや怒りを彼らにぶつけることが出来たとしても、何の改革にもならず、脅かしたところで、肯定的な力は生まれません

私自身が静まって、よく考え、丁寧に教えることが出来るよう、私に忍耐が備わるよう、祈りました。

そして、今朝、8時からのミーティングで、私自身の口から思いもかけない言葉が出ました。

失敗したとしても絶対に責めたりしないから、もっとコミュニケーションをとろう。何でも話し合おう。出来ないことでも分かち合おう
みんなで一緒に成長しよう。
大丈夫。失敗したら、私が責任を取るから。

そしたら、みんなが立ち上がった。燃え出した。

涙が出るほど感謝した。

お店の窓越しに移った夕日を眺めながら、将来を見つめつつ・・。