お琴エピソード

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春先の、もうじきサクラが・・という頃に、いつもお琴エピソードを思い出します。

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「アメリカ行くんだったら日本の文化を紹介できるくらい何かをしっかり学びなさい」と厳しく父に諭され、一年間お琴を習うことに・・

父は教育者で、それはそれはお勉強ごとが好きでして・・・

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でも、お琴はとっても楽しかった。好きだった。

何といっても譜面がおたまじゃくしじゃなくて、たて読みの数字だから、分かりやすい。その数字の通り何番目の弦を爪弾けば良くて・・・。勿論そんなに簡単なことではないんですけど、私はお琴のとりこになりました。

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和の感覚をあまり持ち合わせていなかった割には、お花もやったしお茶もやった。そして、お琴。ニューワールド! でしたよ。

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一生懸命やって、簡単な曲は弾けるようになって、おまけに着物の着付けまで習って(これはおばあちゃんが師範だったから・・)

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アメリカ着いて、フェスティバルが近づいて、さぁ、やるぞ~~!!

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「悪いなー。琴は大きくて送料が高いんだー。送れないやー」 「え~??」 そんなの最初から分かってるジャ~ン・・・
お琴自体が高くて買えなかったと、言えなかったんだと思います(笑)

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お陰で私、一度もアメリカで弾いたことありません。今はもう弾き方忘れてしまいましたよ。

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山口百恵が好きで、春琴抄みて、結構その気になってたんですけどね・・・(笑)

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