パラマ・セトルメント(コミュニティーに仕える団体)

ハワイに住んでいても知らなかった、コミュニティーに仕える団体、パラマ・セトルメントを訪ねました。

カリヒという所にあり、特に子供達を支える働きをしています。


この働きは、1896年にセントラル・ユニオン教会のパラマ・チャペルから始まり、
困難な中にある人々が住む地域に定住して、その改善や啓発にあたって来ました。

家族を失ったり、家族に捨てられたり、虐待を受けたり、様々な事情で家庭や学校に通えなかったり、・・・

そういう子供達のために開かれている学校のようなシステムです。

そして、勉強だけでなく、心のケアや、人生を学んでゆく所です。

こういう悲しい現状は、実は、知られざるハワイの一面でもあり、多くの家族が壊れ、子供達が迷っているのです。

昨日は、高校生に当たる年齢の生徒さん達10人くらいの中に、教育者達やカウンセラー等と私たちが参加しました。

(来週からは、5歳?11歳までのクラスにも参加予定です)

そこに講師として来ていた方は、有名なハンズ・ヒーデマン・サーフスクールのインストラクター、セツさんでした。


彼自身は個人の働きとして、SURF 2 CURE という組織をもリードしているサーファーで、
「サーフィンを通して、癒しや回復を与えよう」ということを提唱しており、
仕事以外でも、子供達との交わりは、サーフィンを通してするのです。

その彼。ビックリ!素晴らしいんです!

暖かいまなざしと優しい言葉で、誰にでも分かるようなレクチャーを施し、
正しい考え方や態度の持ち方に、生徒達を導いてゆきます。

しかも、メソッドは、すべてセツさん流。

昨日のテーマは「Adjustment」自分を調整、適合することです。

最初、授業が始まった時には、しらけきって、机に顔を伏せていた生徒達も、
段々顔を上げ、声を出して応答してゆく姿には、大変感動的でした。
そして、ウォーリーの、皆を受け入れる愛情いっぱいのトークと自然に流れたウォーリーの涙から、
一同が涙で溢れて、心が癒されてゆきました。

隠れた所で、犠牲を払って、子供達を助けてゆくこの働きには、大変深い感銘を受け、
今後は、私の出来るすべてを持って、お仕えしようと決意しました。

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